犬のこと。


8月の初めに目のデキモノを取る手術をしたばっかの我が家の犬。
その前からおもらしが目立ってきて不思議に思い、つい先週の木曜に術後経過を見せに病院へ行ったついでにおもらしの件を相談すると先生からはまだ若いから早すぎると言われ、ふと膀胱辺りの下腹部を触診した先生が「あれ?なんか、硬いね…」と一言。
急遽外側から内部が見えるカメラで下腹部を調べたところカメラには映りきらないほどの腫瘍があることが判明しました。
脾臓に腫瘍が出来て大きくなり膀胱を押してたらしくそれがおもらしの原因でした。


先生からもしかしたらこの腫瘍は良性か悪性かも、脾臓ガンかもしれないって話を聞かされ、突然の展開に一応先生の話は聞こえてるものの正直信じられなくて。
とりあえず腫瘍は放っておくと破裂して出血多量で死んでしまうとのことなので昨日の摘出手術をその日にお願いしました。


犬を飼い始めてから一度事故にあって尻尾を半分失い手術入院もしたことがありましたが
腫瘍のような体に異常が発生し、しかもガンかもしれないという事態が初めてで本当に怖かった。
ずっとずっと一緒にいて毎日顔を合わせて側にいるのが当たり前だった家族同然の存在がもしかしたら居なくなるかもしれないという不安は大きかったです。
動物を飼う以上いつかは覚悟しなければならない時が来るっていうのは分かっていても
いざ死と対面するとしっかりしなきゃと思いつつもやっぱり弱気になってしまうんだ…って情けなく感じました。


昨日の手術は二時間半に及ぶ大手術で無事に何事もなく腫瘍を取り出せ、犬自身も色々と不安だったのに頑張って耐え抜いて無事に終え本当に安心しました。
その日の夕方、母と面会に行ったらいきなりトレーに入った血まみれ脾臓とデッカい腫瘍を見せられ( ゜д゜)ポカーン
めちゃくちゃ生々しいのに二人でジット〜と凝視wwww何故か全然平気だった…
その後すぐ会いに行ったら正直痛々しい姿に泣きそうになりつつも生きていてくれた安心感が大きくて不安はフッとなくなりました。
ケージの中でのびーってしたり私たちに顔を近付けて指を舐めたり耳を傾けたり、仕草の一つ一つが愛おしすぎる…(親バカ)
時たま私や母の目をじーっと見ててきっと何かを訴えてるかなと思い、うんうんって頷くことしか出来ないのがくやしいよー。


今日も入院してる犬の面会に、昨日は行けなかった妹と行ってきました。
昨日は手術してすぐだったからケージ越しのご対面だったけど、今日は先生がケージから出してくれて犬も嬉しそうだったけどこっちもすんごい嬉しくって二人と1匹はテンション高めwww
大手術でお腹も切って痛いはずなのに、部屋の中を楽しそうに歩き回ってフローリングだから時々つるっとコケそうになったり。あまりにも元気すぎてびっくりです!
犬の回復力、生命力って本当に凄いんだなって愛犬がウロウロ動き回る姿を見て改めて実感。
点滴も無くなっててモリモリガツガツとご飯も食べる姿を真横で見れて本当に安心した…
近くにいた先生と看護士?のお姉さんと談笑も出来て楽しかったわ〜。


久々に顔をベロベロ舐められてちょー幸せ(笑)
思う存分撫でられて誉めることも出来て、たっぷりスキンシップが取れて飼い主も元気をもらえました。


本当は取った腫瘍を良性か悪性か検査するつもりだったけど昨日母親と話して検査はしないことに。
先生からも血液検査で何の異常もない、腫瘍が大きいからといって悪性とは限らないし何より食欲もあって体力もあるから心配する必要はないよって仰っていただき、実際に今日元気な姿見て大丈夫だろうって確信しました。
うちの子は大丈夫!って変な自信も混じってますが…(笑)


土曜日に一旦帰宅できるということなので今から楽しみ…!
外犬だったけどしばらくは家犬だ…傷口にバイキン入ったら大変だし。


クッソ長い文章失礼しましたm(_ _)m